どこでもケーブルをお使いになる前に
強化型ケーブルプロテクターどこでもケーブルを安全に長くご活用いただくため、使用方法をまとめました。作業される際は、安全のために作業手袋の装着をお願いします。なお、ワイド収納タイプ・プロを例に説明しております。タイプにより連結形状が異なりますことご了承ください。連結形状が異なっていても作業工程に大きな違いはございません。
Ⅰ.どこでもケーブルは収納するケーブルの長さにあわせて連結して使用します。
ケーブルの長さにより、どこでもケーブルの本数を決めます。
[参考] スリム収納シリーズ(100cm)以外は、本体の長さはすべて90cmです。ケーブルの長さが10mの場合は、スリム収納シリーズであれば10本、ほかのシリーズは11本(10mを0.9mで割って計算します)が必要です。
Ⅱ.保護したいケーブルの設置場所に、どこでもケーブルを並べます。
どこでもケーブルは、側面の凸と凹を重ねることで連結します。並べる際は、凹凸の向きを揃えてください。
どこでもケーブルは、工事現場や仮設会場などにおいて仮設する目的で設計されています。スピード制限の難しい場所や公道でのご使用は避けてください。また、鉄板の上は摩擦抵抗が少ないためどこでもケーブル自体がズレやすく不向きです。
Ⅲ.どこでもケーブルを連結します。
① どこでもケーブルをまたいで、立ちます。
② どこでもケーブルの凹側部分を両手で持ち、必ず垂直方向に持ち上げます。
③ 連結するどこでもケーブルの凸に、凹部分を重ねます。
④ 連結されていることをご確認ください。
Ⅳ.どこでもケーブルにケーブルを収納します。
ケーブルは通電していない状態で収納ください。またケーブルはその皮膜に損傷があると危険ですのであらかじめご確認をお願いします。
Ⅴ.どこでもケーブルの黄色いフタを閉めます。
どこでもケーブルは、車両がスムーズに乗り越えられるように設計されていますが、車両は必ず徐行をするようにお願いします。また本体上での急停止・急発進・急ハンドルはどこでもケーブルの損傷につながることがありますので避けてください。
Ⅵ.ご使用のあと撤去する際には、どこでもケーブルの連結を外します。
① どこでもケーブルをまたいで、立ちます。
② 必ず両手を使い、どこでもケーブルの凸側を親指で抑えながら、連結している凹側を、親指以外の指で力強く垂直方向に持ち上げるようにすると連結が外れます。
連結を外す際に、どこでもケーブル全体を無理にひねるようにしますと、連結部分に想定外の負担がかかります。とくにラバー製は凸部分が損傷する場合があります。必ず両手で凹側を垂直方向に持ち上げるようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。ご不明な点があればお電話かメールでお問合せをお願いいたします。
強化型ケーブルプロテクターどこでもケーブルが、長く安全に、皆さまのお役に立てますことを願っております。
株式会社こうじばん どこでもケーブル事業部 フリーコール: 0120-9797-98(平日午前9時から午後5時)