屋外イベントやお祭りでよく見る【イベントテント】とは?

イベントテントとは

屋外イベントやお祭りに使われる【イベントテント】にはどのような種類があるのでしょうか?形状、サイズを解説します。また、屋外での電源確保の方法と電源ケーブルの保護方法についても解説します。

イベントテントとはなに?

イベントテントは、屋外の運動会やフェス、お祭り、マルシェなどで使われる仮設テントのこと。テントがあれば、強い日差しも避けられるし、雨の日でも濡れずにすみますね。

イベントテント
イベントテント

イベントテントの種類

イベントテントには、どんな種類があるでしょうか?用途や規模にあわせて選ぶ必要があります。形状とサイズの点からいくつか紹介します。

1.形状を選ぶ

屋外イベントでよく使われるテントは、パイプテント(組み立て式テント)とワンタッチテント(折りたたみ式テント)です。

パイプテント(組み立て式テント)

イベント用の仮設テントとして一番オーソドックスなタイプ。運動会など学校行事でよく使われています。天幕とフレーム(パイプ)が別々になっていて、組み立てて使用します。

メリット…

丈夫で長持ちする。

デメリット…

組み立てや撤去に時間と手間がかかる。

イベントテント

ワンタッチテント(折りたたみ式テント)

組み立て式とは異なり、天幕とフレームが一体型になっているタイプ。広げるだけで設営が完了、折りたたむだけで撤去が完了という手軽さが魅力です。タープテントと呼ばれることもあります。

メリット…

軽量で簡易的な構造。

デメリット…

組み立て式よりも強度は劣る。風に弱いので風対策が必要。

イベントテント

ほかに、空気を入れて膨らませるエアーテントというテントもあります。

インフレータブルテント(エアーテント)

広げて空気を入れるだけで完成するテント。撤去は空気を抜いて折りたたむだけ。見た目が珍しく、目立つので、マーケティング用にカラーやロゴ等を特注して使用されることもあります。

メリット…

組立・撤去が簡単。

デメリット…

風に弱い。ペグや重石で風対策が必要。
周りに鋭利なものがあると破れてしまい空気が抜けてしまう。設置場所にも注意が必要。

イベントテント

2.材質を選ぶ

テントの形状によってフレームや天幕に使われる材質が異なる場合があります。たとえばポリエステル帆布は丈夫ですが重いため折りたたみ式テントでは支えることができません。

イベントテント

また、材質によって強度や価格が変わりますので、必要な強度や予算にあわせて選びましょう。

  • ◆天幕(組み立て式テント)
  • ポリエステル帆布…トラックシートにも使われる素材。丈夫で長持ちするが重い。
    ポリエステルターポリン*…薄くて軽いが、ポリエステル帆布に比べて耐久性が低い。

  • ◆天幕(折りたたみ式テント)
  • ポリエステル…500デニールなど糸の太いポリエステルが使用される。(メーカー・製
    品によって異なる。)

  • ◆パイプ(組み立て式テント)
  • スチール…強度があるが重い。
    アルミ…軽いがスチールに比べると強度は劣る。

  • ◆パイプ(折りたたみ式テント)
  • アルミ…軽いがスチールに比べると強度は劣る。

    スチール・アルミ複合…足の部分はアルミ製、棟の部分はスチール製といったようにスチール・アルミどちらも使用されている。

インフレータブルテント(エアーテント)はPVCターポリン*が使われることが多いです。

*ターポリンとは…ポリエステルやナイロンなどの布や織物に塩化ビニル樹脂を塗布して加工したもの。耐久性のほか、防水や防炎の性能も高い。工事現場で使用される養生シートに利用される。

3.サイズを選ぶ

テントのサイズは、1間、2間と表記されることが多いです。間とは、日本の建築物に関して古くから使われてきた単位で、1間は約1.8mです。

サイズと収容人数の目安を一部紹介します。

*サイズのラインナップはメーカーによって多少異なります。

*テント内に人や備品がどのように配置されるかによって収容人数は変わります。

サイズ 人数
1間×1.5間(1.8m×2.7m) 2~3名
1間×2間(1.8m×3.6m) 3~4名
1.5間×2間(2.7m×3.6m) 6~8名
2間×3間(3.6m×5.4m) 10~12名
2間×4間(3.6m×7.2m) 12~14名
3間×4間(5.4m×7.2m) 12~30名
3間×5間(5.4m×9.0m) 15~40名

屋外イベントの電源はどこから確保する?

運動会や音楽フェスなどではマイクやスピーカー、楽器演奏のための音響機材を使用しますよね。お祭りやマルシェなど仮店舗としてテントを使用する場合は、テント内で照明や調理機器、レジ等を使用します。このようにイベントではたくさんの電気を使用しますが、屋外で使用する電気はどこから確保すればいいのでしょうか?

イベントテント

1.近隣施設から

テントの近くに電源を借りられる施設がある場合、コードリール(電工ドラムとも呼ばれる延長コード)を使ってテントまで引っ張ってくることができます。

電工ドラム

2.電池または機器内蔵バッテリー

アンプやマイクなど、一部の音響機材には電源を引っ張ってこなくても稼働するタイプがあります。電池を使用するか、あらかじめ機器に内蔵されたバッテリーを充電しておくことで使用できますが、内蔵バッテリーの場合は充電が切れると使えなくなってしまいますので注意が必要です。

3.ガソリン式発電機

小さなイベントであればガソリン式発電機を使うことで電力供給がまかなえる場合があります。燃料となるガソリンを必要な分だけ用意します。燃料さえあれば連続して使用が可能です。火気には十分注意しましょう。
ただ、ガソリン式発電機はエンジンの駆動音が発生するため、イベントの妨げにならない場所に設置するなどの注意が必要です。また、ガソリンを使うため排気やにおいが発生します。

4.ポータブル電源

あらかじめ充電しておき、蓄えた電気を供給できるポータブル電源。ガソリン式発電機のような排気やにおいもなく、騒音も少ないです。なかには大容量の商品もありますが、ガソリン式発電機と比べると電力量が劣る商品も多いです。蓄電した分しか使えないため、何日も連続して使用することは難しいです。

ポータブル電源

5.電源車

大きなイベントではたくさんの電気が必要になるため、電源車をレンタルすることが多いです。電源車とは、電力を供給するための発電機を搭載した車のことで、災害時の電力供給にも使われます。
電源車には工業用とイベント用がありますが、イベント用の電源車であればノイズの発生に配慮されているため、イベント用の電源車をレンタルすることをおすすめします。

使用する電力量をあらかじめ計算しておき、必要な電力量に合った方法で電源を確保しましょう!

電源ケーブルの保護にはケーブルプロテクター

電源を確保したら、電源からテント内の機材までケーブルが伸びますよね。テント周辺は人の出入りが多いので、いくつもの長いケーブルを地面に放置しておくと、足にひっかけたり、踏みつけたりしてしまうおそれがあります。また、ケーブルを引っ張っているところに車両が通る場合もあります。そのため、ケーブルを保護する必要があります。

イベントで使用されるどこでもケーブル

ケーブルを保護する方法は、ケーブルプロテクターを使う、ゴムマットをかぶせる、養生テープを上から貼る、などがあります。

写真のケーブルプロテクターは、地面に置いて、蓋をあけてケーブルを溝に収納し、蓋を閉めるタイプです。
1本が90cmもしくは1mの長さのため、必要な長さに応じて複数本を連結します。
ケーブルを通す溝の数は、2本のタイプや3本のタイプ、5本のタイプなどいくつかの種類があり、幅広い現場や用途に対応します。

歩行者はもちろん車両の通行にも耐えます。

どこでもケーブルワイド収納タイプ・プロ
  どこでもケーブルワイド収納タイプ・プロ
  どこでもケーブルワイド収納タイプ・プロ

また、外付けのバリアフリー・スロープを使えば、車椅子やカートの走行もスムーズです。

屋外イベントでバリアフリー・スロープ(外付け)

ケーブルプロテクターについてはこちらの記事もご覧ください。
⇒「強化型ケーブルプロテクターどこでもケーブルはこんなときに使える!」

ケーブルプロテクターの現場写真はこちら
⇒ 実例集

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